年末は忙しい時期ですが、愛犬と一緒に楽しく過ごす方法はたくさんあります。
今回は、愛犬との年末の過ごし方についてご紹介します。
愛犬との年末の過ごし方
年末は、いつもより長く愛犬と過ごすことができるという方もいるでしょう。
そのなかで、普段とは違う体験をしたことがあるかとアンケートをとったところ、33%の方はいつもとは違う体験をしたことがあるという結果になりました。
どのような体験をしたのか、みなさんのエピソードをご紹介します。
- 「犬用のおせちを注文して、一緒におせちを食べてお正月らしく過ごしました」
- 「夫婦ともにそれぞれ実家が県外なので、お互いの実家に帰省がてら旅行をしている。道中でペット可能な公園や山、観光地をめぐっている」
- 「車中泊で連泊」
- 「初日の出を一緒に見たくて夜中から準備して朝早く散歩に行きました。普段は人が多いところは避けるけれど、人もほかのワンコも多い中での散歩をしたこと」
親戚のご家族への挨拶や、初日の出を見に一緒に出かけるなど、年末年始ならではのエピソードが寄せられました。
今年の年末年始はどんなふうに過ごすのでしょうか。
以下は、愛犬との年末年始のご予定についてのアンケート結果です。
- 「家でのんびり。普段なかなか行けないお散歩コースでロング散歩したいと思います」
- 「家でしっかりスキンシップを取る」
- 「一緒に初日の出を見に行く予定です。海辺なので、密にはならないのではと思っています」
- 「初詣に出かけて、穏やかに過ごします」
いつもと変わらずのんびりと過ごすという方や、初詣に出かける予定の方、少し遠出や長くお散歩をしたいと考えているという声も聞かれました。
みなさんがすてきな年末年始を過ごすことができるといいですね!
愛犬との大掃除
年末といえば大掃除ですが、愛犬と一緒に掃除をするのは大変なこともあります。愛犬が邪魔をしたり、掃除機に吠えたり、掃除道具を噛んだりすることもあるでしょう。
そこで、愛犬との大掃除をスムーズに行うためのコツをいくつかご紹介します。
- 掃除の前に愛犬と遊んで疲れさせる。掃除中はケージや別の部屋に入れておく。
- 掃除機やほうきなどの音や動きに慣れさせる。掃除機の音を小さくしたり、ほうきをゆっくり動かしたりして、愛犬が怖がらないようにする。
- 掃除道具を愛犬の手の届かないところに置く。掃除道具を噛んだり舐めたりすると、歯や口の中を傷つけたり、誤飲したりする危険がある。
- 掃除後は愛犬に褒めてやる。掃除中に我慢してくれた愛犬には、おやつやおもちゃ、スキンシップなどで感謝の気持ちを伝える。
愛犬との大掃除は、愛犬の安全と快適さを考えながら行うことが大切です。
愛犬の居場所や寝床も忘れずに掃除してあげましょう。
愛犬のケージの掃除
愛犬のケージは毎日掃除するべきなのでしょうか?
ご家庭ごとにケージの利用頻度や利用の仕方に差があると思うので、必ず毎日きっちりと掃除しなければイケないというものでもないと思います。
しかし、清潔を保つことは大切です。
ニオイが発生してしまうだけでなく、細菌により愛犬が病気になってしまう危険性もあります。
簡単な拭き掃除だけも一日一回は心がけましょう。
以下は、愛犬のケージの掃除方法です。
- ケージの中にある物を全て取り出して空っぽにする。抜け毛やホコリなどの汚れを掃除機で吸い取る。
- 付着した汚れは除菌ウェットティッシュで拭き取る。囲いの柵の部分にもホコリがたまりやすいので拭き取っておく。
- 取り出した物も掃除する。ベッドやブランケットは粘着クリーナーを使って抜け毛を取り除く。食器類はペット用の食器洗剤を使って洗う。トイレも中性洗剤を使って洗い、汚れが少ない時は除菌ティッシュで拭く程度でもよい。
本格的なお掃除は、外せるパーツは全て外して、お風呂場でしっかり水洗いすると、毎日の拭き掃除だけでは取り切れなかった汚れも綺麗に落とすことができます。
その際、温度が高めのシャワーを使って流すのがオススメです。
こびりついてしまって落ちにくい汚れは、スポンジを使ってしっかりこすり洗いしましょう。
洗剤を使用する場合は食器用洗剤や、おトイレ用の洗剤は、ペット用のものを使うと安心です。
洗剤を使った後は、しっかりと水で洗い流してください。
洗剤が残ってしまうと、愛犬の皮膚や粘膜に刺激を与えてしまう可能性があります。
ケージのパーツが乾いたら、元通りに組み立てて、中にあった物を戻してあげましょう。
愛犬と年越しそば
年越しそばは、日本の伝統的な年末の食べ物です。
年越しそばの由来は、そばの麺が細くて切れやすいことから、一年の厄や災難を断ち切るという意味があると言われています。
また、そばの麺が長くて伸びることから、長寿や繁栄を願うという意味もあると言われています。
愛犬と一緒に年越しそばを食べることはできるのでしょうか?
答えは、できるともできないとも言えません。
そばは、小麦粉やそば粉などの穀物から作られています。
穀物は、犬にとって必要な栄養素ではありません。
しかし、穀物にアレルギーがない限り、少量ならば食べても問題はありません。
ただし、そばには塩分や砂糖、醤油などの調味料が含まれています。
これらは、犬にとっては過剰な塩分や糖分になります。
また、ネギやわさびなどのトッピングも、犬にとっては刺激が強すぎるか、毒性があるものもあります。
これらは、犬には絶対に与えてはいけません。
では、愛犬と一緒に年越しそばを楽しむにはどうすればいいのでしょうか?
以下は、愛犬に与える年越しそばの作り方です。
- そばの代わりに、犬用のドライフードやウェットフードを使う。ドライフードは水でふやかして柔らかくする。ウェットフードはそのままでもよい。
- だしの代わりに、犬用のスープや水を使う。スープは無塩のものを選ぶ。水は沸騰させて冷ましておく。
- トッピングは、犬に与えても安全なものを選ぶ。例えば、人参やかぼちゃ、さつまいも、ほうれん草などの野菜や、鶏肉やささみなどの肉類がおすすめです。野菜は茹でて柔らかくし、肉類は茹でて細かく刻む。トッピングは少量にしておく。
- ドライフードやウェットフードを器に盛り、スープや水をかける。トッピングを上に散らす。出来上がり!
愛犬に与える年越しそばは、人間が食べるものとは違いますが、愛犬にとっては美味しいごちそうです。
愛犬と一緒に年越しそばを食べるときは、人間のものとは別に作ってあげましょう。
また、食べ過ぎに注意して、適量にしてあげましょう。
以上が、愛犬との年末の過ごし方についてです。
いかがでしたでしょうか。
愛犬との年末年始は、楽しくて幸せな時間になると思います。
愛犬との絆を深めることができるといいですね。