【知らないと危険】犬が寒い時に見せる辛いと感じている仕草5選

こんにちは

冬は愛犬にとっても厳しい季節です。

飼主さんは愛犬の防寒対策をしっかりしていますか?

実は犬は寒さに弱く、飼主さんが気づかない間に 体や心に悪影響を受けていることが多いんです。

その時に犬は助けを求めるサインを出しますが、 それを見逃してしまうと犬の健康を危険にさらしてしまいます。

今回は犬が寒さに耐えられない時に出すサインと それに対する対策についてお伝えします。

これからも愛犬と快適に暮らすために 犬を飼っている方はぜひ最後までご覧ください。 まず、寒さが犬に与える影響について説明します。

夏は犬が熱中症や散歩により肉球が火傷することを心配しますが、 冬も同じくらい注意が必要です。

犬が寒さに耐えられないと、 下痢、尿路結石、霜焼け、低体温症などの病気になる可能性があります。

これらの病気は犬の命に関わることもあるので 早めに対処することが大切です。

では、犬が寒さに耐えられない時に出すサインとは何でしょうか?

それは以下の5つです。

 

<体を小さく丸める>

 

冬になると愛犬が体を丸めて寝ているのを見たことはありませんか?

体を丸めることで体温を保とうとしているのですが、 それだけでは低体温症になる可能性があります。

対策としては、毛布やホットカーペットで犬の体を温めてあげましょう。

ただし、ホットカーペットや床暖房はつけっぱなしにしないでください。

犬が火傷をする恐れがあります。

使用する際は定期的に電源を切ったり、愛犬が床暖房に直で寝るのを防ぎましょう。

 

<ブルブル震える>

犬が寒さに耐えられない時に出すもう一つのサインは震えです。

私たちと同じように、犬も寒くなるとブルブルと震えます。

これは筋肉を動かして体温を上げようとする反応です。

愛犬が震えていたら室温を調整しましょう

犬にとって快適な冬の室温は20°前後、湿度は40%から60%です。

あなたのお部屋の室温はこの範囲に入っていますか?

愛犬にとってベストな室温になっているか確認してみてください

また、寒がりな犬の特徴を知っておくと、より早く対策をすることができます。

寒がりな犬は、小型犬、スムースコートの犬、子犬、老犬です。

まず体重が5kgに満たない小型犬はとても寒がりです。

体の表面積に対して容量が小さいため体温を保つのが難しいです。

例えばチワワやヨークシャーテリアミニチュアダックスフンド、パグなどです。

 続いてスムースコートの犬は毛が短く、保温力が低いです。

例えばミニチュアピンシャードーベルマンフレンチブルドッグマルチーズなどです。毛が短く見た目からして寒さに弱そうですよね。

子犬や老犬は体温調節機能が未熟だったり衰えたりしています。

これらの犬は寒さに弱いので、注意してあげましょう。

 

<人にくっつく>

愛犬が冬になるとあなたにぴったりと寄り添ってきたり、膝の上に乗ってきたりすることはありませんか?

これは犬があなたを大好きだという証拠ですが、 それだけではありません。

犬は寒さに耐えられない時に、人の体温を借りて温まろうとするのです。

対策としては、犬に防寒用のコートやセーターを着せてあげたり、 ベッドやクッションに暖かい素材を敷いてあげたりしましょう。

もちろん、あなたと一緒にいる時間も大切です。

犬があなたに甘えてくるのは、寒さだけでなく、愛情も求めているからです。

犬とのスキンシップは、犬の心も温めることができます。



<散歩を嫌がる>

冬になると愛犬が散歩に行こうとしないことはありませんか?

家の中では元気なのに、散歩だけは嫌がるのはなぜでしょうか?

実は犬も人間と同じで、寒いと外に出るのが嫌になることがあるのです。

特に寒さに弱い犬種は、冬の散歩を避ける傾向があります。

寒さに弱い犬種とは、パグ、フレンチブルドッグ、チワワ、マルチーズなどです。

これらの犬は、防寒ウェアを着せたり、時間帯を変えたりすることで、 散歩を楽しむことができます。

防寒ウェアは、犬の体温を保つのに役立ちます。

犬はシベリアンハスキーなどの一部の犬種を除いて、寒さに強くありません。

室内と外の温度差が大きいと、犬の体にストレスがかかります。

ダウンコートやダウンベストなどの暖かい服を着せてあげましょう。

雪の降る地域では、犬用のブーツや靴もおすすめです。

これは、霜焼けや怪我を防ぐためです。

犬のサイズに合った防寒具を選んで、冬の散歩を快適にしましょう。

時間帯は、太陽が出ている8時から17時がベストです。

早朝や夕方は気温が低く、犬も散歩に行きたくなくなります。

お昼は気温が高く、犬も散歩を楽しめます。

もし、早朝や夕方に散歩しているなら、一度日中に試してみてください。

犬は冬の散歩に対する印象が変わり、積極的になるかもしれません。

ただし、家の中でも散歩でも元気がない犬は要注意です。

寒さで関節や呼吸器に問題が起きている可能性があります。

数日間続くようなら、獣医さんに相談しましょう。

 

<水を飲む量が減る>

冬になると愛犬が水を飲む量が減ります。

これは寒さで汗をかかないからと思うかもしれませんが、 実は危険なサインです。

水を飲む量が減ると、尿路結石や細菌性膀胱炎、歯周病などの病気になりやすくなります。

これらの病気は犬の命に関わることもあるので、 水分補給は冬でも大切です。

水を飲む量が減る原因は、運動量の減少と体温調節の変化です。

冬は外が寒くて散歩時間が短くなったり、 室内でもじっとしていることが多くなります。

すると、代謝が落ちて水を飲む必要が少なくなります。

また、夏は体温を下げるために水を飲んだり、 ハーハーと呼吸したりしますが、 冬はその必要がなくなります。

さらに、飼主さんも冬は水を飲ませることに注意しなくなりがちです。

水飲みボウルが空になっていたり、 散歩中に水を与えなかったりすることがあります。 これらのことで、犬は冬に水を飲む機会を失ってしまいます。

対策としては、以下のことを心がけましょう。

  • 散歩や遊びで運動させる
  • 水をぬるま湯にする
  • 水をこまめに交換する
  • 水飲み場を近くに置く

運動は代謝を上げて水を飲む気にさせます。

散歩や室内遊びを毎日行いましょう。

水は冷たいよりぬるま湯の方が飲みやすいです。

冷水を与えているなら、今日から変えてみてください。

水の鮮度も大切です。

水が古くなると犬は飲まなくなります。

1日に2回は水を新しくしましょう。

水飲み場は犬がいつもいる場所から遠いと、 水を飲むのが面倒になります。

寒いと動きたくない犬もいます。

水飲み場を近くに置いて、水を飲むのを楽にしましょう。

 

ここまで、犬が寒がっているサインを紹介しましたが

1番の理想はそもそも愛犬に寒い思いをさせないことです。

そこで最後に大事なこととして、すぐにできる防寒対策のコツをお伝えします。

防寒対策の4つの方法

  1. 毛布を敷く :犬がいつも寝ている場所に毛布を敷いてあげましょう。 毛布は犬の体を温めてくれます。 犬は毛布の中に入ったり、上に乗ったりして楽しみます。
  2. エアコンを利用する :エアコンは部屋を均一に温めてくれます。 犬にとって快適な冬の室温は20°前後です。 エアコンの温度をこの範囲に設定しましょう。
  3. ホットカーペットを使う: ホットカーペットは床を暖かくしてくれます。 犬はホットカーペットの上で寝たり、遊んだりします。 ただし、ホットカーペットはつけっぱなしにしないでください。 犬が火傷をする恐れがあります。 使用する際は定期的に電源を切ったり、愛犬が床暖房に直で寝るのを防ぎましょう。
  4. マッサージをする: マッサージは犬の血行を良くして体を温めます。 マッサージのやり方は簡単です。 背骨の脇の筋肉や首からお尻にかけてのツボを つまんだりして刺激しましょう。 あとは愛犬の首を両手で挟むように持ち手のひらで縁を描くように優しくなでてあげましょう。 マッサージは犬の心も温めることができます。

 

おわりに

今年は暖冬だと言われていますが、 それでも冬は寒いです。

愛犬に寒さを感じさせないように 防寒対策をしっかりしましょう。

これらの方法を実践すれば、 愛犬は健康で快適に冬を過ごせます。

 

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